おばけうさぎの断片的なこと、あれこれ

思いつきで書いたり書かなかったり

なにかを信仰するということ

週末、東京ジャーミイというモスクに行ってきた。昔は単にかわいい建築、お手軽な観光気分だったけど、今はそこにいろんな意味合いがついてくる。

特に宗教を知りたかったというより、その場の雰囲気を知りたくて行った。

「絶望は、神に委ねてください。そのために神はいます」

イスラム教の教えというより、その人の言葉なのかもしれないけれど、その言葉に大いに救われる自分がいた。

私は簡単に絶望するし、今私の大半は嘘で出来ている。本当のことを言わなくて、誤魔化して、それで勝手に苦しくなってる。本当のことを言いたいはずなのに、誰に言えばいいのかもわからず、また、本当のことを全部教えたら、自分のすべてが無くなる気がして誰にも何も言えずにいる。

笑顔ですべてごまかして、本当のことは決して言わないでいると、自分はもちろんのこと、他人のこともやすやすと信頼できないでいる。

本当の自分なんて、弱みしかない。
他人に馬鹿にされるどころか軽蔑され、唾棄されるところしかない。

そんな真っ暗の穴を抱えたまま過ごしている自分にとっては、絶望というのは非常に親しい状況だ。


自分を救えるのは、究極的には自分だけだ。

だけど、いまは、自分の重みに負ける。

どの宗教とか、まだ何も決めてないけれど、ちょっと宗教、信仰について知見を深めようと思った。