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おばけうさぎの断片的なこと、あれこれ

思いつきで書いたり書かなかったり

「アナル会議」(仮称:「これからのやおい穴の話をしよう」)に参加してきた 後章

五反田駅というところに初めて降りた。
ゲンロンカフェという文化系意識高い系スペースはなぜ五反田駅にあるのだろう、とふと考えた。

下北沢B&Bだったらもう入れないよな、と思いながらゲンロンカフェへ急いだ。
既に開会していたが、まだ開会宣言をした頃で、本題に入っていなかった。

チケットを購入した当初は余裕をかましていたが、Twitterを見ると問い合わせが殺到したのか、参加枠がどんどん大きくなっていった。40名が80名に、そして気づけば100名以上に。どれだけこの参加者たち気合入っているんだ……!

しかも予定は3時間。木曜日に。
正直「長っ」と思っていた。

 

 


そして生ビールを飲みながら、さーて今日はゆっくり3人のお話を……

とコートを脱いでいたら、怒涛の勢いで自己紹介が進んでいった。
あっという間に自己紹介が終わり、すぐ金田淳子さんによる「やおい研究」の話が始まった。

宮崎という僻地に住んでいたせいか、自分の感受性のなさのせいか、
全くビーボーイなどのオリジナルBLを読んでこなかった自分が憎い。
00年代のリアルとファンタジーが入り交じる爛熟の季節を逃した自分が憎い。

 


私の中では、すっかり「やおい穴」から「前準備→後処理が必要な器官」となってしまっていた。(最近のBLでは、ちゃんと薬塗らなきゃな、なども描かれているのがある)

(あと実際、ゲイの友人の悩みを聞いてファンタジックに見られていなかったというのもあるが)

そこでもうお腹いっぱいだったが、二村ヒトシさんである。
女装男子」からの「BLAV」と聞き、
女装男子は萌えるが、男性が作るBLって萌えないんだよな正直」と思っていた私の概念はいともたやすく覆された。

ニコニコ生放送では音声カットされていたそうだが、そこは本当現場にいった甲斐があったというもの。

岡田育さんも現場で仰っていらしたが、まさに「単なるやおいイベントから一段階上げる存在」だった。



「前立腺がある男性ずるい!」「腐女子割ではなく腐女子優待である」という出だしの言葉は真であった。そして3時間は「そんなに」ではなく「たった」をつけるべきだった。
そして気づけばもう「アナル」という単語をつぶやくことに恐れない自分がいた。

そこには単純な「腐女子」「やおい」「アナル」というカジュアルな言葉で触れられない世界があった。

最後には、自分もこうつぶやくまでになった。

 



残念ながら体調不良により質疑応答には参加できなかったが、それはこれからニコ動で見るとする。

これから書き起こした文章がcakesに掲載されるらしいが……。
そのボリュームはどのくらいになるのだろうか。

そしてぜひ、ゲンロンカフェないしcakesではこの3人+αで定期的にイベントを開催してほしいと思った。性は、ファンタジーと現実のあわいに揺れるものであるが故に、人々の心に深く触れる。そしてそれは生というものと直結しているのだから。

 

 

恥ずかしがってる場合じゃないよ!