おばけうさぎの断片的なこと、あれこれ

思いつきで書いたり書かなかったり

眠りについて つづき

そういえば昔は、ひどい失恋やショックなことがあると、大抵すごく濃く甘い夢らしい夢を見ていた。

告白して、ふられた。

しかし夢では、「やっぱりつきあおう」と言われ、デートしたり、仲良くなったりする。

起きた瞬間、ものすごく幸せな気持ちになる。

「あぁ、幸せな夢だったぁ」

と言って、起きて、やっぱり夢で現実ではない、だけど私の脳みそはそのショックを和らげようと最高の夢を見せてくれたんだね、ありがとう、と脳みそにお礼を言っていた。

最近はそういうことがない。

それだけ整理できるようになったのか、薬のせいか、私の感覚が鈍くなったせいなのか、理由は分からない。

だけど、かなり寂しくなる。

そういう夢を見なくなったことと、見られなくなったこと。